AmazonがTVレコーダー事業に参入です!
「Fire TV Recast」という名前の新しいFire TVをアメリカで発表し、アメリカのTVチューナーを内蔵してTV録画ができる製品であることがわかりました。
アメリカでも録画という文化が始まりそうです。
録画文化は日本だけだと思っていましたが、アメリカが日本に追いついてきた感じですね。
発表されたAmazon Fire TV Recastの情報を紹介します。
Amazon Fire TV Recast
発表されたAmazon Fire TV Recastのスペックです。
Fire TV Recastの最大の特徴はTVチューナーを最大4個内蔵していることです。
これによりTV放送を録画できます、もちろんFire TVなのでAmazon Prime VideoやNetflixなどのストリーミングVODにも対応しています。
日本のTVレコーダーのBD/DVDが無い版という感じです。
Fire TV RecastにはHDMI出力はついていないので、nasneのほうがイメージ近いかもしれません。
映像の出力はLAN経由でTVやスマホなどにストリーミング配信する仕様になっています。
価格は4チューナー版で280ドル(約31500円)となっており、日本の4チューナーレコーダーより安そうです。
BDドライブとHDMI出力がついていないので部品もつくりもシンプルになっているのでしょう。
アメリカにも録画文化?本命は日本市場?
日本の「ガラパゴス」化といえばガラケーとよばれる携帯電話が有名ですが、
実は「TV録画」というのは日本にしかない文化でした。海外では録画機、レコーダーは売られていませんでした。
理由としては海外では一般的に再放送されるサイクルが早く録画という文化は育っていませんでした。
そこになぜAmazonがFireTVRecastを投入してきたのか、今後の戦略が気になるところです。
もしかして日本市場を狙っているなんてことはないでしょうか?
Amazon Fire TV Recast日本発売は?
Amazon Fire TV Recastの日本発売は今のところ予定されていません。(2018年9月現在)
前述したようにTVチューナーがアメリカ用なので日本で発売するには日本用チューナーを搭載したモデルを開発する必要があります。
が、TV録画文化が発達している日本にはAmazon Fire TV Recastはハマると思いますので日本投入の可能性もあるのではないでしょうか?
まとめ
AmazonがFire TV Recastという録画機能付きのFire TVを発表しました。
Amazonが録画機を開発してきた戦略の真意がわかる情報と日本発売を期待して待ちましょう。